17年度健全育成委員会 (リーダー研修会)

〔開会の言葉〕

東京都公立高等学校PTA連合会 健全育成委員会委員長 高崎 茂之(17年度)
 
本日はお忙しい中、お集まりいただき、ありがとうございます。
 今年度の健全育成委員会では「親として子として」今どう関わるか、をテーマに親と子の関係を掘り下げてみようということになりました。
 親として「子どもにかける言葉が見つからない」といったある委員の悩みは、思春期の子を持つ私たち親としての共通する悩みではないでしょうか。
 そして本日は、このテーマに最もふさわしい講師の先生をお迎えいたしました。「いのちの応援舎」代表の山本文子先生です。山本先生は、ご自身の子育ての体験や助産師の仕事を通して、命の大切さや生きることの大切さを子どもたちに語りかける活動を、全国各地で行っておられます。
 最近の子どもたちを取り巻く環境は、一種異様な様相さえ感じます。また、不幸にも事件や事故に巻き込まれる子どもたちのニュースが後を絶ちません。今まさに、私たちは「親として子として」どのように関わって、この混沌とした時代を生きてゆけばよいのか、山本先生のお話から多くのことを学びたいと思います。
 「親は子に生かされ、子は親に生かされる」といいます。本日のPTAリーダー研修会の成果を、ぜひ皆さんの様々な活動の中で広めていっていただきたいと思います。

〔ご挨拶〕

東京都公立高等学校PTA連合会 会長 橘 春恵
 
本日は、平日のお忙しい中をご参加いただきましてありがとうございます。
 このリーダー研修会は東京都教育委員会からの委託事業として本連合会の健全育成委員会が担当して開催することができました。
昨今、大人の犯罪と併せて青少年の凶悪犯罪、小学生の殺害など悲しい事件が多発しております。その命の大切さについて、助産師として経験豊かな山本先生にご講演をお願いいたしました。
「命の大切さ、生きることの大切さ」、そして、親として何をすべきかを、ご家庭にまた、学校に持ち帰り研修会等で、活用して頂きますようお願いいたします。


都教育庁生涯学習スポーツ部社会教育課  課長 船倉 正実
 
皆様、こんにちは、ただ今ご紹介をいただきました東京都教育庁生涯学習スポーツ部社会教育課長の船倉でございます。
本日は、東京都教育委員会が都公立高等学校PTA連合会に委託しております「東京都高等学校PTAリーダー研修会」に、大勢の皆様にご参加いただきましてありがとうございます。また皆様方には、日頃から東京都の高等学校教育及び高校生の健全育成のために、多大なご理解とご協力をいただていることにつきましても、御礼申し上げます。
さて、年が改まりましたので、今年の都立高等学校に係わる都教育委員会の取り組みにつきまして、この場をお借りしまして、若干ご紹介させていただきます。
 まず、第一に平成9年から取り組んでおります都立高校改革推進計画を着実に推進いたします。新しいタイプの高校等の設置をさらに進め、平成18年度は、両国高校附属中学校や小石川中等教育学校、桜修館中等教育学校といった中高一貫教育校をはじめとする7つの学校を開校いたします。また、自律的な都立学校経営の推進に向けた支援を行うために「学校経営支援センター」を本年4月から都内6ヶ所で運営を開始する予定です。
第二に、次代を担う児童・生徒の生きる力を支える学力の向上についてです。我が国の子どもたちの学力の低下を危惧させるOECDによる学力調査結果や、子どもの学力に対する多くの保護者の不安があります。そこで、これまで都教委で実施してきた「児童・生徒の学力向上を図るための調査」の内容を充実して実施し、基礎・基本の定着とともに、確かな学力の定着を図り、問題解決能力の向上に取り組んで行きます。また、教員の授業力の向上を図るため、「東京教師道場」を開設し、都内公立学校で5年から10年の教職経験を持つ教員を対象に、他の教員を指導できる資質と能力を育成していきます。
一方、家庭教育の面では、子どもの基本的な生活習慣の習得が、子どもの学習を支えるとの指摘を踏まえて、「朝食をしっかり食べる」、「規則正しい生活リズムを身につける」など、家庭における子どもの生活習慣の改善を促すため、広く関係団体や企業に呼びかけて、全都的なキャンペーンを実施してまいります。
第三に、登下校時や学校内等での危険に対する、子どもの安全確保の対策です。東京都は、これまでも警察、学校、保護者、地域が一体となった取り組みを行なってまいりましたが、昨今の子どもの生命にも関わる状況に対応して、昨年末に都教育委員会、企業、関係団体、NPO等の関係者で構成する子どもたちを支援する組織である「地域教育推進ネットワーク東京都協議会」が臨時に開催されました。そして子どもの安全確保を地域の側から支援する取り組みを、緊急に実施することといたました。
 以上、都教育委員会として取り組む今年の主要な施策について、ご紹介をさせていただきました。これらの施策及び事業を、着実に推進していくためには、多くの関係者の方々との連携、協力が不可欠でございますし、とりわけ学校、家庭、地域が連携した教育活動を進めるには、PTAの皆様のご理解とご協力が何より重要になります。今後とも東京都教育委員会の施策に一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 さて、本日ここにお集まりの皆様は、高校生の子どもを持つ親・保護者の皆さんばかりですが、思春期まっただ中の子どもたちとのかかわり方の難しさを日々感じていらっしゃることと存じます。
思春期の子どもの難しさは昔から言われてまいりましたが、携帯電話やパソコンなどの情報環境の進展、コンビニエンスストアやファストフードが身近にある現在、親として現代社会に生きる子どもたちとのかかわり方を改めて考えざるを得ません。
このようなことから、本日の研修テーマを、「親として、子として・・・今、どうかかわるか?」といたしました。講師には自らの子育て体験や、助産師という仕事をもとに、「命」や「生きる」、「生まれてきたことの大切さ」等を説く活動をされている「いのちの応援舎」の代表である山本文子様にご講演をお願いしました。
高校生達は、親や大人に何を期待しているのか、親と子の気持ちの隙間をどのように埋められるのかなどのお話が伺えると期待しております。
本日の研修を各地域のPTA関係に伝えていただき、多くの皆様が家庭における親子の信頼関係をより深めることを希望し、そして皆様のPTA活動がさらに発展されますことを心より期待いたしまして私のあいさつといたします。ありがとうございました。

〔講師紹介〕

健全育成委員会:司会  鈴木実一郎

山本文子氏 (助産師・いのちの応援舎代表、61歳)
昭和42年〜平成11年 病院勤務 (昭和61年から講演活動を始める)
平成11年 いのちの応援舎設立(代表)
(1) 講演等の実績
(社)全国高等学校PTA連合会大会
「第54回全国大会香川大会」にて講演
(2) その他全国各地で講演活動
(3) 主な著書
平成 4年「いのちの記念日」  編集代表/恒友出版
平成10年「続いのちの記念日」 監修/恒友出版
平成10年「いのちの応援団」  晩聲社
平成16年「いのちの応援団2」 晩聲社

〔終わりに〕
健全育成委員会 副委員長 池宮城 直美

山本先生に講演依頼をして決定するまで3ヶ月の時間を要しました。健全育成委員会のメンバー全員が、どうしても山本先生の講演が聞きたいと言うことで、開催時間帯が平日の昼間でしたが企画をいたしました。
この山本先生の講演内容を、参加された皆様はご家庭に、単位PTAへと、お土産として持ち帰り話題にして頂きますようお願いいたします。特に単位PTAに持ち帰られたリーダーの方々には研修内容をPTAの活動に活用して頂けましたら幸いです。

 このリーダー研修会に200名余の参加を頂きましたことを御礼申し上げます。ありがとうございました。
なお、リーダー研修会の内容は2月24日の全都会長会にて単位PTA1冊ずつ配布をしております。

〔健全育成委員会メンバー〕
委員長 (2学区:芸術高校)  高崎茂之
副委員長(8学区:五日市高校) 池宮城直美
書記  (5学区:青井高校)  大城けい子
会計  (4学区:北野高校)  鈴木敦子
委員  (1学区:赤坂高校)  鈴木実一郎
委員  (3学区:荻窪高校)  古川廣美
委員  (6学区:向島商業高校)菊池順子
委員  (7学区:町田工業高校)高橋久美子
委員  (9学区:田無工業高校)高橋節子
委員  (10学区:狛江高校)  小西祐子 

開催要項