平成19年度 ご挨拶

今年度の会長を務めます森谷でございます。宜しくお願い申し上げます。

 今日(6月15日定期総会)、都高P連は大きな歴史的転換期を迎えております。都立高校における学区制度が撤廃された後のPTA連合会としての組織再編成という課題です。
 昭和17年から60年間続いた学区制度は平成15年をもって撤廃されました。学区は入学選抜制度にかかわる枠組みでした。つまり、この学区制度自体は、「特定の高等学校への入学志願者の過度の集中を避けて、高等学校教育の普及と教育上の機会均等、通学の利便性や生徒の負担への配慮、学校の適正配置等を図ることにある」とされました。 昭和27年の学区合同選抜制度、昭和42年の学校群制度、昭和57年のグループ合同選抜制度、平成6年の単独選抜制度と変遷してきましたが、この学区制度に伴う様々な弊害が指摘される中で平成15年には学区制度自体が撤廃されるに至りました。
 今日、都立高校は互いに切磋琢磨することで様々な方向での特色ある学校づくりを推進して、自校の特色を分かりやすく発信していくことが求められています。また、都立高校全体の中で自校の役割を考えて、特色ある教育活動を展開していくことが必要とされております。私は、今後の都高P連の在り方は、こうした条件をよく考慮していく必要があると考えます。既に、平成18年度からは学校経営支援センターが稼働し始めていること、校長協会におかれましても新たな地区体制に移行されていることは、既に各単位PTAにおいてもよくご承知のことと思います。いまだに「学区」という呼称を残しているのは、私ども都高P連だけかもしれません。
 先日、東京地区大会がこのオリンピックセンターで実施されましたが、既に学区を知らない世代が都高P連の新しい担い手になってきています。受付で「何学区ですか」と聞いても、若い保護者の方々から笑われてしまう時代になったようです。
 
さて、来る平成22年には全国高等学校PTA連合会の第60回記念大会が東京で開催されます。全国の高校PTA活動、全国大会の歴史と伝統を継承して、都高P連が組織の総力を結集して企画運営にあたる大会です。首都東京のPTA組織の威信をかけた大会と言えます。全国のPTAに対して恥ずかしくないような規模と内容、そして品格をもった大会としていかねばなりません。東京の特色を押し出した大会、また全国の高校PTAと社会に対して何かを発信していく大会になるように、今年度からの取り組みをしていきたいと思います。

全都の会長の皆様。今年はいろいろと課題山積の一年になります。これまでも都高P連は困難な時期を何回となく乗り越えてきていると思います。思想信条や立場の違いを越えて、「生徒のため子供たちのためにPTAはある」という原則のもとに団結し、互いに尊重し合い協力し合い、おおらかな気持ちで前進していきましょう。ご挨拶に代えさせていただきます。  
                      平成19年度会長 森谷一夫

     ♥ ♥ 平成19年度 スローガン ♥ ♥

  『支えること・出会うこと・創造する 都高P連 !!』